相続税とは、死亡した人の財産を相続または遺贈によって取得した人が納める税金です。一方、贈与税は個人から財産を無償で取得したことによって課税される税金です。
一般的に「贈与税の方が高い」という漠然としたイメージを持たれがちですが、これは正にケースバイケースです。誰に財産をあげたいか、毎年の分割でもいいか、一括か、その財産は何か等々の要因によって税額は異なります。また、相続か贈与かの選択によっても税額は異なる場合もあります。相続税・贈与税は他の税金と異なり、非常に変数の多い税金です。このような複雑な税金については事前に専門家に相談することが大切です。ご相談のタイミングは、もちろん相続が開始した後であっても手遅れではないですが、相続開始前の方がいわゆる2次相続や贈与選択の可能性をも踏まえたより選択肢の多いアドバイスを提供できることから、なるべく早いタイミングでご相談されることがお勧めです。
税理士も弁護士も相続・贈与をその職域としますが、その視点は異なります。税理士と弁護士が共通の理解を持って関与することで、より迅速かつ最適な相続・贈与を提案できます。
当事務所では、弁護士・税理士が一つの案件を法的・税務的視点の両面から検証することによって、クライアントの方により最適なサービスを提供することに重きを置いております。
相続税・贈与税等の税が心配な方は、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。